今回はLinuxコマンドの「wc」コマンドについて説明します。
「wc」コマンドはテキストファイルの行数、単語数、バイト数を数えるコマンドです。
「wc」は「word count」の略です。
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wcコマンドのオプション
「wc」コマンドには以下の主なオプションがあります。
l: 行数を表示します。w: 単語数を表示します。c: バイト数を表示します。m: 文字数を表示します。マルチバイトの文字が含まれていると役立ちます。L: 最も長い行の長さを表示します。
wcコマンドの使用例、サンプルコード
ファイルの行数、単語数、バイト数を表示する
wc sample.txtファイルの行数だけを表示する。
wc -l sample.txtファイルの単語数だけを表示する。
wc -w sample.txtファイルの最も長い行の長さを表示する。
wc -L sample.txtwcコマンドの便利な使い方
では、上記の使い方やオプションを踏まえて「wc」コマンドの便利な使い方を説明します。
複数のファイルを比較する
複数のファイルの統計を一度に取得する場合、「wc」コマンドはそれらの合計も表示します。
wc file1.txt file2.txtパイプを利用して他のコマンドと組み合わせる
「grep」コマンドなどと組み合わせると、特定の文字列やパターンを含む行数を調べることができます。
grep 'pattern' sample.txt | wc -lこのように「wc」コマンドは単独で使用するだけではなく、他のコマンドと組み合わせることで様々なデータを取得することができます。
「wc」コマンドは非常に便利なツールとなりますので、しっかりと習得しましょう！
これでLinuxコマンドの「wc」コマンドの説明を終わります。
このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。
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